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商品化(権利譲渡)を公募するパテント(発明、特許、アイデア)のご紹介です。

パテントあらかると
 

パテントのよもやま

●缶切りの発明
缶詰は、必要に迫られ軍用食のアイデアから発明されました。1810年(文化7年)に、イギリスのピーター・デュラントが発明し特許を取得しています。しかし、缶切りのアイデアは無く、ハンマーとノミで缶詰を開けていました。40年も経過して、1850年(嘉永3年)に、アメリカのエズラ・J・ワーナーが缶切りを発明し特許を得ました。この40年間、缶詰を開けるのはとても危険で待ち焦がれ発明された缶切りでした。しかし、この缶切りは鎌みたいな粗末なもので、缶に突き刺し力ずくで開けなければなりませんでした。開ける道具が二つから一つに減っただけで、さらに苦悩する日々が続くことになります。現在のような原型ができるまで、さらに10年の年月を要することになります。缶詰の需要が関係したのか、ワインがあってワインオープナーが無いのと同じことになりました。単純なアイデアですが、ワインは数回折ったタオルを壁等に押し付け、ワインの底を軽く水平にたたくうちにコルクの栓は抜けてきます。現代では特許、実用新案として、様々な缶切りが登録されてはいますが、缶詰の方が進歩して無用になりつつあります。これは缶詰の消費が落ち込んでいるとき、中小企業のアイデアで缶切りの煩わしさが関係していると考え、缶切りが不要な缶詰を発明し特許の取得に至ったものです。なお、日本では1871年(明治4年)に、松田雅典がイワシの缶詰を試作しています。1877年(明治10年)に、石狩缶詰所が創業され、本格的にサケ缶が製造されることになります。また、北方領土に日本人が住んでいた頃、当地でも生産されていました。
●王冠の発明
王冠は1892年(明治25年)に、アメリカのウイリアム・ペインターが発明し特許を取得しました。当時、ビール瓶の栓はワインと同じようにコルクだったのですが、引き抜きが面倒でとても具合が悪いものでした。そこでウィリアム・ペインターは、金属で蓋を作り、裏にコルクを貼り付けるアイデアを思い付きます。こうして王冠が発明され特許を得ることができました。この王冠は中身が金属と触れることなく、コルクによって炭酸の流出を防ぎ、とても具合が良いものでした。ウィリアム・ペインターは、この発明により、世界中から特許料を受け取ることになります。また、ウィリアム・ペインターは、色んな意味を含ませクラウンと名づけたのですが、日本では王冠と訳されました。日本で使用されたのは、1900年(明治33年)の東京麦酒が最初となります。なお、現在ではプラスチックの進歩もあり、コルクに替わってポリエチレン樹脂が多く使われています。他にガラス玉栓がありますが、これはイギリスのコットが発明し特許を得たものです。日本では特許が切れた1888年(明治21年)に、ビー玉の名称で製造され、ラムネの栓として使用されました。ビー玉の由来は、ビードロ玉を省略したものです。
 
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