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| ●犬笛の発明 |
| 犬笛は1935年(昭和10年)に、イギリスのハドソン社によって発明され特許を取得しました。犬笛は超音波(約30000
Hz)を出す笛で、犬の優れた聴覚を利用したものです。犬にしか聞こえず、犬の訓練とか指示に使われます。なお、犬の聴覚は、ほとんど犬種による能力差はありません。犬はタイリクオオカミの亜種であり、人間の目的によるアイデアから、人工的に品種改良が行われてきた歴史を持ちます。臭覚は、人間の数千から数万倍とされ、酢酸の匂いは1億倍まで嗅ぎ分けることができます。犬の持つ特有な能力を利用して警察犬、盲導犬あるいは牧羊犬など、人間生活の補助犬として能力を発揮しています。また、犬は10歳頃から老犬の域に入り、12歳から20歳ぐらいまでの寿命となります。盲導犬としての寿命が理解できるのではないでしょうか。なお、ハーネスを付けているときの盲導犬は、仕事中であり他人が触ることは絶対にしてはいけないことです。 |
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| ●トランスの発明 |
| トランスは1882年(明治15年)に、フランスのルシアン・ゴラールとイギリスのジョン・ギブスによって発明され特許を取得しました。共通の磁器回路に2組の巻線を設けた単純な装置でしたが、この基本原理と基本構造は現在でも変わることはありません。トランスは変圧器であり、発電所で作られる電気は何万ボルトという高圧で送電されます。原理としては、水を高い所から流せば遠くまで届くのと似ています。この高電圧の電気は、途中の中継点を経て減圧され家庭に供給されます。このときの電圧が、日本では100Vに決められています。従って、日本の家電製品は100Vで動作するように設計されることになります。外国の電圧は、国によって120V、220V及び240V等があります。仕様の合わない家電製品は、ステップダウントランスあるいはステップアップトランスを使用しないと危険です。以前は、トランスを設置した電柱が見受けられましたが、都会では見ることができなくなりました。 |
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| ●計算尺の発明 |
| 計算尺は1632年(寛永9年)に、オートレッドが発明しました。1614年(慶長19年)にスコットランドのジョン・ネイピアが対数を発見し、1620年(元和6年)にはイギリスのガンターが対数尺を発明しております。オートレットは対数尺からアイデアを得て、1632年(寛永9年)に計算尺を発明し特許を得ることになります。計算尺は、対数の原理を利用した計算用具で、加減算を除き関数等のほとんどの計算をすることができるものです。日本には、1894年(明治27年)にフランスの留学生が持ち込んだのが最初だといわれています。1895年(明治28年)には、逸見次郎が独自のアイデアから新たな計算尺を発明し、特許の申請を行っています。1933年(昭和8年)には逸見製作所を創業し、計算尺の製造および販売を行いました。以前は、工業高校等の生徒でも計算尺は必須品でしたが、電卓に主役を奪われ絶滅危惧種となりました。
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| ●磁気コンパスの発明 |
| 磁気コンパスは1310年(延慶3年)に、イタリアのフラヴィオ・ジョイアが発明したといわれています。フラヴィオ・ジョイアの銅像は実在しますが、人物自体が実在した証拠はありません。また、磁気コンパス自体は中国で発見され、磁力の作用からアイデアを得て中国で発明されたともいわれています。磁気コンパスは羅針盤と呼ばれ、船の航行にはなくてはならないものです。磁気コンパスが発明される以前の航行は、渡り鳥の後を追ったり、後には星を観測することになります。バイキングに至っては、カラスを同行させ、カラスが船に戻ってこなかったら陸地があることを判断していたそうです。磁気コンパスは、火薬および活版印刷と並びルネッサンス時代の三大発明と言われていますが、1906年(明治39年)にジャイロコンパスが発明され特許を得たことで、磁気コンパスは主役の座を譲ることになります。ジャイロコンパスとは転輪羅針儀と呼ばれ、高速で回転する駒の回転軸が常に天空の一点を指す作用(ジャイロ効果)からアイデアを得たもので、方位を正確に知ることができます。また、近年は自動操舵システム等が発明され特許を取得しています。 |
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| ●電気冷蔵庫の発明 |
| 家庭用の電気冷蔵庫は1911年(明治44年)に、アメリカのGE社によって発明されました。冷蔵庫は気化熱とかペルチェ効果を応用して冷却するものですが、数々の発明とか特許からアイデアを得て、今日の家庭用の電気冷蔵庫が発明されることになります。1748年(寛延元年)にスコットランドのウィリアム・カレンがエーテル気化熱を発見します。1805年(文化2年)にアメリカのオリバー・エバンスが、気化した硫化酸を水で吸収する冷却法を提唱し、1820年(文政3年)にイギリスのマイケル・ファラデーが、液化アンモニアによる冷却を発見しました。1834年(天保5年)にアメリカのジェイコブ・パーキンスが、エーテル気化熱を応用した製氷機を発明し特許を得ます。1848年(嘉永元年)にアメリカの医者ジョン・ゴーリエが、マラリア患者のために使う氷を作る目的で、ファラデーの実験からアイデアを得て圧縮型冷蔵システムを発明します。なお、動力は蒸気エンジンと風車でしたが、製氷トレーが付けられました。1856年(安政3年)にオーストラリアのジェームス・ハリソンが、圧縮型エーテル冷蔵庫を発明し、初めて業務用の冷蔵庫として商品化されました。1876年(明治9年)にドイツのカール・フォン・リンデが、アンモニア冷媒の特許を取得します。このような経緯を経て、電気冷蔵庫が発明されることになります。日本では1927年(昭和2年)に、日立製作所が国産初の冷蔵庫を開発しました。 |
| ●コンバインの発明 |
| コンバインは、1834年(天保5年)にアメリカのヒラム・ムーアが発明し特許を取得しました。現在のようにエンジンを使うのではなく、動力は馬とか牛に引かせていました。その後、トラクターが発明されトラクターを動力にしていましたが、一緒にするアイデアからコンバイン自体にエンジンを設けることになります。日本では江戸時代に千歯こぎが発明され、鎌で刈り取った稲を何回も千歯こぎを通し、もみを落としていました。1910年(明治43年)に足踏式回転脱穀機が発明され特許を得ます。これにより歯の付いたドラムを足で回転させ、刈り取った稲をドラムに当ててもみを落とすことになります。その後、1962年(昭和37年)に日本政府の農業政策の一環として、動力付きコンバインの導入が進められることになります。 |
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